本格的な中華のおせちが最近人気となっています。
口コミランキング、大手通販のレビュー数など上位常連の中華おせち、中華名店の毎年話題になる大ヒット中華おせち通販を比較してまとめています。
*上記画像はオイシックの中華オードブルおせち(これにフカフレ姿焼きなど別で入っていて中華おせちワンセットでした)です。
*画像、内容価格などは記事作成時点のおせちを元にしています。毎年大きな変更はありませんが、同時に改善もされていますので、今回の新春のおせち一品一品など詳細は公式サイトよりご確認下さいますようよろしくお願いいたします。
中華おせちとは?
高級有名中華レストランが監修した中華おせちは、家で作るとなるととても手間がかかる中華料理を、通販やお取り寄せで依頼できることから人気が広がっています。
特に若い世代や、日本古来の伝統的なおせちは別で中華オードブルおせちなどをもう一つ注文される方なども多いです。
中華おせちの中身は?
中華おせちの中身の例ですが、以下にいくつかピックアップしました。
- えびのチリソース
- アワビのオイスターソース煮
- 豚の肩ロース肉を甘辛のタレ
- 蒸し鶏:柔らかく蒸し上げた鶏の胸肉にピリ辛風味のソース
- 肉団子の甘酢あんかけ
- 合鴨ロース
- 海老餃子・小龍包などの飲茶
- 豚の角煮
- フカヒレ:フカヒレの姿煮、中国でも縁起物の高級食材
- 蟹爪の揚げ物
- ごま団子
人気中華おせち比較表
楽天など大手通販のレビュー数や評価、口コミランキング上位の中華おせちをピックアップして比較、一覧にしています。
謝朋殿 | 新宿の老舗名店、上海料理、中華おせち通販、チルド(冷蔵)おせち、累計4,900セット販売の実績 |
オイシックスおせち | 毎年リピーターが多い和洋おせち「高砂」の大手上場宅配食品(やさいの定期便など)会社の中古オードブルおせち |
聘珍樓 | 創業130余年の横浜中華街の高級レストランの冷蔵宅配の中華おせち |
重慶飯店 | 横浜中華街に1959年創業、四川料理の高級中華おせち |
天廣堂 | 千葉は松戸の名店、特大8寸の2段重の中華おせち |
*価格内容は記事作成時点での情報です。随時更新はしておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報は「公式HPはこちら」の先でご確認いただきますよう、お手数ですがよろしくお願い申し上げます。
謝朋殿(しゃほうでん)の中華おせち
謝朋殿(しゃほうでん)は、1967年の上海料理の専門店として新宿に店を構え、今では有名百貨店で50年以上の実績がある中華の名店です。
「中国茶専門店リムテー」が販売する謝朋殿の中華おせち「全家福」はアワビなど高級中華食材にこだわった3段重、フカヒレスープ付き、累計4,900セット販売している人気おせちです。
謝朋殿中華おせち「全家福」の詳細
商品名 | 全家福 |
内容 |
|
価格 | 税込29,800円送料無料*早期予約割引あり |
謝朋殿中華おせち、その他の冷蔵(チルド)おせちは?
中華八角 |
|
迎春 |
|
オイシックスの中華おせち
野菜や食品定期便大手のオイシックスのおせちは、大ヒットおせち「高砂」を筆頭に毎年リピーターの多い冷凍おせちです。
オイシックの中華おせちは中華オードブルで和洋おせち高砂とセットでも販売されています。
オイシックスの中華おせちは二段重「高砂」とのセット、これにはまだ「フカヒレの姿焼き」と「割包(カーパオ)用バンズ(中華バーガー用の身に割りパン)」がセットでついています。
聘珍樓(へいちんろう)の中華おせち
本格広東料理の老舗レストラン「聘珍樓」(へいちんろう)は横浜中華街で創業130余年で、日本に現存する最古の中国料理店といわれています。
作り立ての高級レストランの味を冷蔵でお届けする冷蔵、本格的中華おせちです。
化学調味料や合成保存料、合成着色料不使用の冷蔵おせちです。
重慶飯店の中華おせち
横浜中華街に1959年創業、四川料理の老舗『重慶飯店(じゅうけいはんてん)』のおせちは高級中華おせちです。
2020年新春のおせちはこの円形一段重で、高級四川料理の一品一品が人気です。
天廣堂(てんこうどう)の中華おせち
千葉県松戸市にある中華の名店「天廣堂(てんこうどう)」のおせちは特大8寸のお重に入った特大中華おせちです。
先程ご紹介した謝朋殿のおせちと同じく「中国茶専門店リムテー」が販売する冷蔵おせちです。
商品名 | 中華おせち「万福」 |
内容 |
|
価格 | 税込35,000円送料無料*早期予約割引あり |
中華おせちの早期予約割引と注意点は?
中華おせちだけではなくおせち通販はここ数年8月ぐらいから販売され、早めに予約をすればするほど、その割引額が大きい、という企画が多いです。
早割、早期予約割引で注意したい点は、クレジットカードで購入した場合、注文時点で決済されると、ものが年末に届く前に銀行引き落としになる点です。
多くは発送時点での決済ですが、いつ決済されるのか?はおせち通販で購入する時に確認された方が良い点です。
人気中華おせち、口コミ評判
当ページで取り上げた人気の中華おせちについて、購入者さんのレビューや口コミを楽天など大手通販サイトや、口コミサイトからいくつかピックアップしています。
「全家福」謝宝殿中華おせち、60代女性
昨年好評だったので、今年は3段重を注文しました。この中華おせちは、我が家、家族みんなに大好評でした。エビ、アワビなどとても豪華で、種類もいろいろあります。ふかひれスープもおいしかったです。どの料理もおいしくて、すべて食べきってしまいました。特に、飲茶は、もっと欲しいと大人気でした。飲茶だけ追加購入できればうれしいです。おかげで毎年大変だったおせちづくりですが家族がどうしてもという、黒豆や、お煮しめだけ作るだけで楽をさせていただきました。また今年も注文させていただきます・・・
「全家福」謝宝殿中華おせち
家族が揃う年末に頂きます。4回目の注文ですが、毎年皆に好評です。香辛料控えめの食べやすい味付けで安心して楽しめます。4人で完食です。以前注文したデパートの有名中華店よりこちらの全家福おせちのほうが美味しかったです。素材が良さが生きています。
「中華八角」謝宝殿中華おせち
今年で2回目の購入です。今まで他のおせちも注文しましたが、定番の残り物が毎回発生、でもこちらの中華おせちにしてから全て食べ残しなく終わります。大変家族に人気です。
中華おせちと中国「春節」の食べ物
中華おせちは日本のお正月の文化「おせち」を中華料理でアレンジしたものですが、実際中国のお祝い、例えば「春節」の時にどんなものを食べるのか?まとめてみました。
春節と中華おせち?
春節(しゅんせつ、チュンジェ)とは、中国中華圏における旧暦のお正月の事です。
中華圏で最も重要とされる祝祭日で、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国や台湾のみならずシンガポールや大韓民国など9か国地域では数日間の祝日が設定されています。
春節は正月初一を示す言葉で、古代においては元旦と言われていました。
「元」とは始まるの意味、「旦」とは日の出を示す象形で、元旦は最初に日が昇る一日、すなわち正月を示す言葉となった、と言われています。
また春節は年、月、日の始まりであることから「三元」とも、それぞれの最初の朝であることから「三朝」とも言われたりします。
毎年、日は変わるものの、旧正月は例年1月21日から2月20日の間と決まっており、中国での春節の休暇は「旧暦の大晦日から旧暦の1月6日までの7連休」と決まっておいます。
ちなみに2020年の旧正月は1月25日土曜日ですので、2020年は、1月24日金曜日(旧暦大晦日)から1月30日木曜日(旧暦1月6日)までが7連休になります。
ですので中華おせちは、中国のお正月ともいえる春節に食べるものとの関係は大きくなりますね。
中華おせちの「餃子」は春節の食べ物
餃子は北方人の大晦日の夕食で不可欠な料理で、大晦日の夜に最も大切なのは家族の人たちが一緒に餃子を作ることです。
餃子は一般に大晦日の夜12時前作り、子の刻で食べられ、その時が旧暦正月一日の始めです。
餃子を食べるのは「更岁交子」という意味で、「子」は子の刻で、「交」は中国語で「餃」と同じ読み方で、つまり喜び、団欒、縁起が良いという意味になるそうです。
又 餃子の形が「元宝」(中国昔の貨幣)からきていて、、春節餃子を食べるのは富をもたらすという意味もあります。
餃子には、なつめ、落花生、栗の実、硬貨などを餡に入れ、なつめを食べる人は、新年を甘く感じさせ、幸せな日々を送ることができます。落花生を食べる人は健康長寿を象徴し、硬貨を食べる人は金もうけの運に恵まる、とされています。
これら事から、縁起の良いものとしての餃子を中華おせちにも盛り込み、各社工夫をこらしています。
中華おせちの「春巻き」と春節の食べ物
春巻は春餅と呼ばれ、春節春巻を食べるのは中国の特色で、南方と北方には共にこの料理があります。
春餅は薄くて蝉の翼のようで、小麦粉に水を入れて鍋でちょっと焼くと、透明の餅になり、なずなを餡として、油で春巻を揚げ出すものです。
春餅、春巻は昔の人から見ると、春の象徴で、頭から尾まで食べ、終始一貫という縁起が良い意味があり、家族が集まって座り、春餅を鍋に置いて食べるのも特徴です。
中華おせちの春巻きもこれらの春節に食べるおめでたいものとしてハズせない一品となります。
中華おせちと上海の春節
上海料理の有名店の中華おせちを紹介していることから、上海の春節と中華おせちについて書いています。
上海人は春節に団子、餅、蜂蜜餅、米餅、雲片餅を食べ「年毎に高くなる、生活がますます良くなる」を意味している、といわれています。
万事順調を表す大豆のモヤシと金持ちになることを祈るそら豆のモヤシを食べる習慣もあります。
これらも中華おせちの一品になっている理由(由来)の一つです。
中華おせちと四川、重慶の春節
四川料理、重慶の有名店の中華おせちも取り上げました。
四川、重慶では除夜に蒸し肉を食べるほか、火鍋も欠かす事ができません。
元日の朝は団子を食べるのも、一家団欒を意味し、特に重慶人は新年には蒸し肉と唐辛子の漬物は欠かせないものとなっています。
やはり四川、重慶では「辛い」「旨辛い」伝統がありますね。
又年越し料理を準備するため、伝統料理は十日前から準備し始める家も多いそうです。
日本のおせちも以前はそういうこともあったようです。
蒸し肉は一見として簡単な料理ですが、白身でありながら油っぽくないものはやはり腕が必要です。
唐辛子の漬物はもち米に香辛料を混ぜてから中身が取られた唐辛子に入れ、その後甕に半月保存して作った漬物で、除夜の日に、油で揚げて食べます。
これら春節に関係して食べる一品一品は中華おせちの一品一品として各店にアレンジされています。